菌活で花粉症に負けない体を作ろう!おすすめの食べ物とは

体に良い菌を取り入れる活動として人気のある菌活。菌活によって腸を整えることで、免疫力の向上が期待できます。

そのため、多くの人が悩んでいる花粉症の負けない体作りに有効といわれているのです。

この記事では、菌活が花粉症におすすめの理由や普段の食事に取り入れたい食べ物をご紹介します。

目次

菌活が花粉症に有効とされる理由は?

菌活は体にとって良い働きをする菌を積極的に摂り入れる活動です。

菌が豊富に含まれる食品を食べることで、腸内環境を整え、美肌や免疫力向上などが期待できます。

免疫細胞の乱れが原因

菌活によって腸内環境を整えることで、花粉症に負けない体に導きます。

花粉症の原因の一つが、腸内細菌のバランスの乱れから起こっているとされているのです。

腸内には約1,000兆個の腸内細菌があり、免疫力を司っているといわれています。

免疫細胞の中には、アレルギーの原因となる物質が体内に侵入した時に、攻撃を行います。

腸内環境の乱れによって免疫細胞のバランスが崩れると、過剰に反応し、本来害のない花粉まで攻撃してしまうのです。

これによって花粉症のさまざまな症状が引き起こされるとされています。

善玉菌を増やすことが大切

菌活は腸内環境を整え、善玉菌を優勢にさせる活動です。

体内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類が存在します。

善玉菌が優勢になると、免疫細胞の均衡がとれるため、花粉症が抑えられるといわれています。

また日和見菌は悪玉菌と善玉菌のどちらか優勢な方に加担するため、善玉菌が優勢になると日和見菌も味方に付けられます。

そのため腸内環境を整えて善玉菌を増やす「菌活」が注目されているのです。

免疫力を高める菌活におすすめの食べ物

菌活は毎日継続して続けることが大切です。食べた菌は便となり体外に出てしまうため、毎日の食事に無理なく摂り入れましょう。

ここでは花粉症予防のためにおすすめの食べ物をご紹介します。

きのこ

きのこは菌そのものであり、菌活ではメジャーな食材です。さらに食物繊維が豊富です。

食物繊維は腸内細菌のエサとなるため、細菌数増加につながります。

またきのこには、食物繊維の一種である「βグルカン」が豊富に含まれています。

βグルカンは腸の細胞を活性化するとされており、花粉症をはじめとした体の不調に効果的といわれています。

きのこの中でも特に注目されているのがエリンギです。

エリンギを摂取すると、アレルギー反応を防いでされる「IgA抗体」が増えるとされています。

またマイタケもアレルギーの原因物質であるヒスタミンの分泌を防ぐとされているため、積極的に摂取するのがおすすめです。

ヨーグルト

ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれています。

ヨーグルトに入っていることで有名なのが、乳酸菌の一種のビフィズス菌ですが、そのほかにもさまざまな種類が入っているものも多いです。

菌の種類によって働きが異なりますので、自分にとって相性の良い菌を見つけることが大切です。

また乳酸菌は腸内に長く留まれないとされているため、毎日継続して摂取しましょう。

またヨーグルトに、食物繊維が豊富なバナナやリンゴ、ナッツ、オリゴ糖が摂取できるハチミツやきなこなどをトッピングするのもおすすめです。

発酵食品

発酵食品にも、腸で良い働きをしてくれる菌が豊富に含まれています。

発酵食品には、味噌、納豆、キムチ、ぬか漬け、甘酒、乳酸菌飲料などが上がられます。

特におすすめなのは味噌汁です。

具だくさんの味噌汁なら、野菜もたっぷり摂取できて一石二鳥です。

具材を変えれば飽きにくいので、毎日の食材に取り入れやすいでしょう。

できれば避けたい食べ物は?

菌活で菌を摂取して育てるためには、できれば避けたい食べ物があります。

たとえば揚げ物などの脂っこい食材や甘いものです。

脂質が多く、食物繊維が少ない食事を続けていると、悪玉菌が優勢になってしまいます。

また脂身のあるお肉も食べすぎると悪玉菌が優勢になるため、食物繊維が豊富な野菜と一緒に摂取するのがおすすめです。

ライフスタイルも見直そう

食べ物に気を付けていても、他の生活習慣が乱れていては、花粉症などの身体の不調は改善しにくいでしょう。

腸の働きをコントロールしているのは、自律神経とされています。

自律神経のバランスが崩れると、腸の働きも乱れてしまうことが多いです。

自律神経を整えるためには、疲れやストレスを溜めないようにすることが大切です。

疲れやストレスは不眠などを引き起こし、自律神経に悪影響を及ぼしてしまいます。

適度にストレスを発散し、リラックスできる方法を探して、意識的に疲れやストレスを溜めないようにしましょう。

また睡眠不足も自律神経が乱れる原因といわれています。

寝具を見直したり、お風呂にゆっくり入ったりなど、リラックスできる時間を作りましょう。

まとめ

菌活によって腸内環境を整えることで、免疫力向上につながります。

免疫力が落ちていると、花粉症の症状がひどくなってしまう可能性があります。

そのため毎日無理のない範囲で菌を摂り入れて、腸内環境を整えましょう。