菌活には味噌!味噌を使った菌活おすすめレシピ4 選

菌活とは腸内環境を整えることで、身体を健康に導く活動です。

菌は体外に排出されてしまうので、毎日継続して摂取することが大切です。

そこでおすすめなのが、日本人にとってなじみの深い味噌です。

発酵食品でありさまざまな菌が含まれた味噌は、毎日継続して摂取するのにもぴったりです。

この記事では、味噌がおすすめの理由や味噌を使ったおすすめレシピなどをご紹介します。

目次

菌活に味噌がおすすめの理由

日本を代表とする調味料、味噌、醤油、みりんなどには麴菌が関わっています。

麹菌はカビの一種で、発酵食品作りを手伝ってくれます。

発酵食品作りを手伝うカビなどの微生物はたくさんいますが、ほとんどが1~10ミクロン程度の小さな生き物です。

しかし麹菌は100ミクロンの多細胞生物で、他と比べても大きいのが特徴です。

また麹菌はでんぷんやたんぱく質の分解をしてくれます。

この分解能力の高さのおかげで、豆や米などを発酵食品として利用できるのです。

腸内の善玉菌を増やしてくれる

本来の味噌は茹でた大豆と米麹、塩だけで作られています。

大豆からは麹菌によって必須アミノ酸が生み出されます。

またミネラルやビタミン、食物繊維など体に嬉しい成分も豊富に含まれています。

こうした成分が腸内に善玉菌を増やし、活性化してくれるのです。

また味噌はさまざまなレシピに取り入れやすいため、毎日飽きずに摂取することができます。

味噌を使った菌活おすすめレシピ4 選

味噌は日本人にとってなじみのある味であり、さまざまな料理に使用されます。

ここでは菌活におすすめの味噌を使ったレシピをご紹介します。

エノキダケとキャベツの味噌スープ

【材料(2人分)】

・エノキダケ…10グラム

・キャベツ…50グラム

・味噌…小さじ3

【作り方】

1.エノキダケを長さ1.5センチに切ります。キャベツは小さめに切っておきましょう。

2.鍋に1と水330ミリリットルを入れて、火にかけます。

キャベツがやわらかくなったら味噌を溶き入れましょう。沸騰する直前で火を止めて出来上がりです。

麹菌が入った味噌と、菌そのものを摂取できるきのこを使った味噌スープです。

きのこをシメジやマイタケに変えたり、キャベツを白菜に変えたりなど、好きな具材で試してみるのもおすすめです。

納豆ときのこの味噌汁

【材料(2人前)】

納豆…1パック(約40g)

シメジ…30グラム

だしの素…小さじ1

味噌…小さじ3

青ネギ…お好みの量

1.納豆は粘りが出るまで混ぜておきます。

2.鍋に水と顆粒だし、シメジ、納豆を入れて中火で煮立たせます。

3.沸騰したら火を止めて、味噌を溶き入れましょう。その後、再び火をつけてひと煮立ちさせます。

4.最後に青ネギを加えて完成です。

同じく発酵食品である納豆を加えた味噌スープです。納豆が苦手な方でも、スープの中に入れることで食べやすくなります。

鮭の味噌ピカタ

【材料(4個分)】

・生鮭…2切れ

・薄力粉…適量

・卵…1個

・塩…少々

・サラダ油…大さじ1

・味噌…大さじ2

・酒…小さじ4

【作り方】

1.鮭の水分を拭き取り、1切れを2等分します。鮭の身には切り込みを入れておきます。

2.味噌と酒を混ぜ合わせます。混ぜ合わせたものを鮭の切り身に塗り込みます。

3.切り身に塩を振って薄力粉をまぶします。そこに溶き卵をつけましょう。

4.フライパンにサラダ油を熱します。そこに切り身を入れてしっかりと焼き目をつけます。

5蓋をしてしっかり火を通りましょう。きれいな焼き色がついたら完成です。

味噌のうまみをしっかり感じるメインのおかずです。また冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。

魚の切り身は水分をしっかりふき取っておくと、臭みが少なくなります。

玄米と豆乳ときのこの味噌ドリア

【材料(2人分)】

・玄米ご飯…茶碗2杯分

・玉ネギ…1/2個分

・シメジ…50グラム

・ニンニク…少々

・オリーブオイル…適量

・塩…少々

・薄口醤油…適量

【ホワイトソース】

・無調整豆乳…250㏄

・白味噌…大さじ1

・玄米粉…大さじ1

・パン粉…適量

・塩…適量

・コショウ…適量

【作り方】

1.玉ネギとニンニクをみじん切りにします。

2.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけます。

ニンニクの香りがしたら玉ねぎとシメジを加えて炒めましょう。玉ねぎのつんとした臭いが無くなったら、玄米ご飯を加えて、塩と醤油で味を整えます。

3.ホワイトソースを作ります。鍋に玄米粉と白味噌と少量の豆乳を加えて、木べらなどでよく混ぜます。だまがなくなったら、残りの豆乳を加えて鍋を火にかけます。

4.木べらで混ぜながら中火であたため、沸騰したら弱火します。塩コショウで味を整えて、とろみがついたら火からおろします。

5.耐熱皿にオリーブオイルを薄く塗ります。そこに2の玄米ご飯を入れます。

その上にホワイトソースを入れて、上からパン粉を散らします

オーブントースターでこんがりと色がつくまで焼いたら出来上がりです。

メインディッシュとなるドリアです。玄米を使用することで、カロリーを抑えられます。

きのこを加えることで、さらに菌活にぴったりです。

まとめ

味噌は日常的にレシピに加えやすい食材です。ぜひ毎日の食事に取り入れてみて、楽しく菌活を続けてみてください。