便秘解消にも!梅干しを使った菌活おすすめレシピ4選

菌活は体に良い菌を積極的に摂る活動です。

古来より日本人になじみのある食材である梅干しは、「医者いらず」とも呼ばれてきました。

この記事では梅干しがなぜ菌活におすすめなのか、梅干しを使ったおすすめレシピなどをご紹介します。

目次

梅干しが菌活におすすめの理由

梅干しには体に良いとされるさまざまな成分が含まれています。

ここでは梅干しに含まれている成分についてご紹介します。

・クエン酸

クエン酸は梅干しの酸味成分です。

悪玉菌の増殖を抑えたり、腸を刺激してぜん動運動を促したり、腸をサポートしてくれるとされています。

・カテキン酸

抗菌・滅菌が期待できるカテキン酸は、悪玉菌の増殖を抑えてくれる働きがあるとされています。

悪玉菌を抑えることで善玉菌の動きが活発になり、腸内環境を整える効果が期待できます。

・植物性乳酸菌

植物性乳酸菌は、善玉菌のエサになります。

すると善玉菌の動きが活発になり、腸内環境を整えることが期待できます。

・マグネシウム

マグネシウムは、食べ物が便になる際、水分を吸収します。

便の水分量を増やすことで、排出しやすい状態に整えてくれるのです。

さらに水分を含んだ便は、腸を刺激するため、より排便がスムーズになります。

梅干しには、菌活をサポートしてくれるさまざまな成分が含まれています。

大粒の梅干しであれば1日1~2個が摂取量の目安です。

即効性があるものではないので、毎日継続して摂取しましょう。

梅干しを使った菌活おすすめレシピ4選

菌活では、無理のない範囲で継続して摂取することが大切です。

ここでは梅干しを使ってレシピをご紹介します。

サバの梅煮

梅干しとしょうがを入れることで、サバの臭みを抑えられます。

さらにサバにはDHAやEPAが豊富なので、積極的に摂取したい食材の一つです。

【材料(2人分)】

・サバ…1尾

・しょうが…2かけ

・梅干し…2個

・長ネギ…1/2本

・醤油…50ミリリットル

・酒…100ミリリットル

・みりん…50ミリリットル

・砂糖…大さじ2

【作り方】

1.サバを切り身にして熱湯をかけ、臭みを取ります。

2.長ネギを斜めに切り、水にさらします。しょうがも薄くスライスしておきましょう。

3.フライパンにしょうが、梅干し、醤油、みりん、酒を入れて煮立たせます。そこにサバを入れて落し蓋をします。そのまま中火で5~8分煮ましょう。

4.器に3を盛り付け、長ネギを乗せて完成です。

きのことこんにゃくの梅煮

【材料(2人分)】

・シメジ…50グラム

・マイタケ…50グラム

・こんにゃく…1/2袋

・梅干し…2個

・酒…大さじ1

・醤油…大さじ1

・水…200ミリリットル

【作り方】

1.シメジとマイタケは小房に分けておきます。こんにゃくは洗って一口大に切りましょう。

梅干しは種を取りつぶしておきます。

2.こんにゃくをフライパンで乾煎りしましょう。全体に火が通ったら火を止めて、酒を入れます。

3.2にきのこと水を加えて火をつけます。ひと煮立ちしたら梅干しと醤油を加えて煮ます。

4.煮汁がほぼなくなったら完成です。

菌活で定番の食材であるきのこと低カロリーなこんにゃくを組み合わせ煮物です。

梅干しを加えることでよりさっぱりした仕上がりになります。

豚肉の梅しそ巻き

【材料(2人分)】

・豚肉(薄切り)…180グラム

・チーズ…30グラム

・梅干し…2個

・醤油…小さじ1

・大葉…6枚

・小麦粉…大さじ2

・牛乳…大さじ3

・パン粉…1カップ

【作り方】

1.チーズは豚肉で巻けるように6枚の薄切りにします。梅干しは種を取りつぶしておきます。梅には醤油を混ぜます。

2.豚肉を広げ、大葉、チーズ、梅の順に乗せましょう。

3.ボウルに小麦粉と牛乳を入れて混ぜます。そこに2を入れ、パン粉をつけましょう。

4.フライパンに多めの油を熱しておき、3を入れます。

5.揚げ焼きにし、きつね色になったら取り出します。油を切り、2等分に切って完成です。

がっつりとした揚げ物も、梅を入れることでさっぱりと食べられます。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。

きのこと梅の雑炊

【材料(2人分)】

・シメジ…50グラム

・ブナピー…50グラム

・シイタケ…1個

・ほうれん草…1/2株

・梅干し…2個

・ご飯…250グラム

・だし汁…500ミリリットル

・塩…適量

【作り方】

1.シメジとブナピーは濃さに分けておきます。しいたけは薄切りに、ほうれん草は1センチに切りましょう。梅干しは種を取ってほぐしておきます。

3.鍋にだし汁を温めて1を入れます。

4.きのこに火が通ったらごはんを入れます。軽く混ぜたらひと煮立ちさせます。

5.煮立ったら塩で味を調えましょう。

きのこのうまみを感じられ、梅干しを入れることでさっぱりします。また噛み応えがあるので、満腹感をもたらしてくれます。

食欲のない時や夜食、ダイエットの時などにもおすすめです。

まとめ

梅干しは昔から健康には欠かせない食材として人気がありました。

さまざまな食材と組み合わせられるので、毎日取り入れるのにはぴったりです。

ぜひ梅干しを毎日摂取して、菌活に取り組んでみてはいかがでしょうか。