菌活ならやっぱり和食!おすすめレシピもご紹介します

「菌活」とは体に良い菌を食事から積極的に摂取することをいい、現在多くの人が注目しています。

そして、菌活をするなら和食を食べるのがおすすめ。

ここでは、和食が菌活に適している理由および菌活におすすめの和食レシピをご紹介します。

菌活に興味があるという人は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

和食が菌活に適している理由

「和食はヘルシー」というのはよく言われますよね。

この理由として、まず栄養バランスの良さが挙げられます。

伝統的な和食は炭水化物とたんぱく質、脂質のバランスが非常によく、低カロリー。

和食の良さは、世界的にも高く評価されています。

しかし和食の良さはこれだけではなく、多くの和食には菌活に良い食材がふんだんに使用されています。

例えば、旨味が強いきのこ類は和食には欠かせません。

また菌活では発酵食品を摂取することが重要ですが、和食には納豆や味噌などがよく使われますよね。

このことから、和食を積極的に食べることが菌活につながるといえるでしょう。

菌活におすすめの和食レシピ

ここでは、菌活におすすめの和食レシピを5つご紹介します。

どれも簡単にできるレシピばかりなので、ぜひ実践してみてください。

鯖の梅煮

【材料】

鯖:1尾分

しょうが:2片

梅干し:2個

酒:100ml

みりん:50ml

しょうゆ:50ml

三温糖:大さじ2

ごぼう:1本

長ネギ:1/2本

【作り方】

1.鯖を切り身にしてから熱湯をかけ、臭みを取ります。

2.ごぼうをささがきにします。

3.長ネギを斜め薄切りにしてから、水にさらします。

4.フライパンにスライスしたしょうが、梅干し、酒、みりん、しょうゆ、三温糖を入れて煮立てます。

5.鯖とごぼうをフライパンに入れ、落し蓋をした状態で中火で5~7分ほど煮ます。

6.器に盛りつけ、長ネギをのせて完成です。

【期待できる効果】

発酵食品である味噌が腸内環境を整えてくれるのはもちろんのこと、食物繊維が豊富なごぼうにも整腸作用があります。

さらに、鯖にはDHAやEPAが多く含まれています。

きのこの卵炒め

【材料】

乾燥キクラゲ:10g

ぶなしめじ:200g

えのきだけ:300g

卵:5個

鶏がらスープの素(粉末):小さじ4

ごま油:大さじ2

【作り方】

1.キクラゲを耐熱容器に入れたら水を入れ、レンジで加熱します。

2.レンジからキクラゲを出し、ラップをした状態のまま10分ほど放置します。

3.ぶなしめじとえのきを好みの大きさに切ります。

4.キクラゲを幅10~15㎜ほどに切ります。

5.ぶなしめじとえのき、キクラゲをフライパンに入れ、中火で5分ほど炒めます。

6.きのこがしんなりしてきたら卵と鶏がらスープの素を入れ、混ぜながら中火で2分ほど炒めます。

7.卵が固まったら器に盛りつけます。

【期待できる効果】

ぶなしめじは抗酸化作用や抗アレルギー作用があるため、アンチエイジング効果が期待できます。またえのきだけは免疫力の向上や脂質代謝の改善に効くといわれています。

きゅうり和え

【材料】

きゅうり:1~2本

甘酒の素:大さじ1

黒酢またはりんご酢:大さじ1

しょうゆ:大さじ1

ごま油:大さじ1

塩:適量

【作り方】

1.きゅうりに塩を振って擦り、食べやすい大きさに切ります。

2.きゅうりと甘酒の素と合わせます。

3.黒酢またはりんご酢、しょうゆ、ごま油、塩で和えます。

4.冷蔵庫で冷やします。

【期待できる効果】

酢に含まれている酢酸菌は、酢酸を作り出すことで脂肪の合成を抑制してくれます。そのため、血糖値上昇の抑制や内臓脂肪の減少が見込めます。

焦がしキャベツとチーズの味噌汁

【材料】

キャベツ:1/8個

えのきだけ:1/4束

パルメザンチーズ:大さじ2

味噌:大さじ1

水:300㏄

万能ねぎ:少々

【作り方】

1.キャベツをざく切りにします。

2.えのきだけを食べやすい長さに切ります。

3.キャベツを厚手の鍋に入れ、焦げ目を付けます。

4.鍋にえのきだけと水を入れ、沸騰させます。

5.火を止めて味噌を入れて溶かし、器に盛りつけます。

6.パルメザンチーズと万能ねぎを上から散らします。

【期待できる効果】

えのきだけや味噌が含まれていることに加え、発酵食品であるチーズも含まれています。菌活に良い食材が複数含まれているため、相乗効果が期待できます。

梅干しの炊き込みご飯

【材料】

米:1合

梅干し:1個

みりん:大さじ1

白ごま:適量

大葉:適量

みょうが:適量

青ネギ:適量

【作り方】

1.梅干しの種を取り除きます。

2.炊飯器に米と梅干し、みりんを入れ、1合の目盛りまで水を入れてスイッチを入れます。

3.炊き上がったら器に盛り、白ごま、大葉、みょうが、青ネギをお好みでのせます。

【期待できる効果】

梅干しには悪玉菌を抑える作用があるため、便秘や下痢を解消してくれます。また、食中毒予防や疲労回復にも効果が見込めます。

おいしい和食で楽しく菌活をしよう

和食は非常に健康に良く、日本人が誇るべき文化の1つだといえるでしょう。

普段洋食を食べることが多いという人も、ぜひこの機会に和食の頻度を増やしてみてください。

それだけで、腸内環境を整えることができます。

そして、納豆やきのこなどをふんだんに使った食事ならさらにおすすめ。

ぜひこの記事を参考に、腸内の良い菌を増やしてくださいね。